白髪染めはいつから?川口 美容室 angelotti by anyhow
お客様からよく「白髪染めをするのはいつからした方がよいの?」という質問を頂きます。
白髪が染まるカラーはどうしてもトーン(明るさ)に限りが出来てしまいますので、今まで8トーン以上で染めていらっしゃった人は今までよりも暗めのカラーしか出来なくなってしまいます。それでも白髪を隠したいという気持ちがあるのでしたら白髪が数本しか生えていなくても白髪染めは可能です。
白髪が生えて気になっているお客様で一番心配なのが白髪をご自身で抜いてしまっている人です。一本くらい大丈夫だろうという気持ちで、ついつい抜いてしまって10年後、20年後にいつの間にか薄毛になってた人をたくさん見て来ました。
髪の毛を無理矢理抜いてしまうと髪の毛を作っている細胞(毛母細胞)も一緒に引っこ抜いてしまう可能性があります。毛母細胞がなくなってしまった毛穴からは二度と髪の毛は生えては来ません。毛母細胞が復活する事もありません。
白髪が目につく「顔周り」や「つむじ付近」などを集中して一日1本ずつ白髪を抜いて行くと・・・一年で365本、十年で3650本、二十年で7300本、一日二本だと二十年で14600本・・・なんで女性の部分かつら(ウィッグ)がこれだけはやっているのでしょうか?薄毛の原因のすべてでは無いとは思いますが、長年白髪を抜いていた人は確実に薄毛になります。
白髪が少ないうちは目立って嫌かもしれませんが、いつの日か白髪が全体の半分以上になった時はむしろ貴重な一本です。
年を重ねれば髪の毛が細くなってボリュームが無くなっていくものです。これは毛母細胞の働きが老化によって弱くなってしまうからです。若い時から白髪を抜いて髪の本数を減らしてしまいさらに細胞の老化で細くなってしまったらもう取り返しがつきませんね。
細くなるのはなかなか予防しずらいのが現状ですが無理矢理抜くのをやめる事は出来ますよね。
でも気になる白髪をそのままではまた抜いてしまうのがオチだとおもいます。そこで白髪が気になってきたらカラーをしてしまうのお勧めします。上にも書きましたが選べるトーンは少し限られてしまいますが色味は結構選べますし最近は少し暗めのカラーが流行ってますのでそれもオススメです。
白髪も綺麗に染まりますよ。個人差がありますので人によって仕上がりのトーンや色味に差がでてしまう事があります。
まずは美容師にご相談下さい。