髪質 クセ毛 原因 川口 美容室angelotti
小さい頃は直毛だったのに、あるときから、髪質が変わってクセ毛になったという話を耳にします。
なぜ、このようなことが起こるのでしょうか?
毛は毛根でつくられますが、つくられて間もない頃は毛がやわらかく、形が決まっていません。直毛の人の毛根はほぼまっすぐです。まっすぐ出てくるので、断面がつぶれていません。
一方、くせ毛が生えている毛根はカーブしています。毛根がカーブしていると、そこを通って生える際、やわらかい毛は型押しされ、曲がって出てくるのです。結果として、頭皮の上に出てきたときに毛が曲がって生えてきます。
つまり「クセ」の発生、さらに「クセ」の強さは毛根のカーブの程度によって変わってくる、といえるのです。
毛根のカーブは遺伝的な特徴でもありますが、本来であればカーブしてない毛根が、後天的な要因で曲がることがあります。
どのような要因で毛根のカーブが生まれるのでしょうか?
1. 外側から与えた異物で毛根が詰まる(ヘアケア製品の成分など) 頭皮に汚れや化学物質が残っていると、新陳代謝が正常にできなります。すると、老廃物や脂肪が毛穴などに溜まり、毛根の円形がつぶれて毛根の形状が変わってしまうのです。内側からの要因で皮脂バランスが過剰になって毛根が詰まる事も、毛根を曲げる後天的な要因といわれっています。(洗浄不足や、逆に過剰な洗浄、ストレスによる過剰分泌など)
2.ホルモンのバランスの変化 もともと毛根がカーブする遺伝子を受け継いでいて、小さい頃はその遺伝子が目に見えた特徴としては出てこなかったものが、成長に伴うホルモンのバランスの変化によって遺伝的な特徴が出てきた、と考えられるようです。特に男性には思春期以降は、思春期に男性ホルモン(ジヒドロテストステロン)が急激に増加することが原因のようです。また、特に女性で多いのが、妊娠出産、あるいは加齢などのホルモンバランスの変化で突如クセが出る、というケース…..。ホルモンについては未解明の部分が多いので断定は禁物ですが、男性ホルモンの増加によって髪が太くなったりクセが出たりする、という説があることは確かなようです。