透明感 透け感 川口 美容室 angelotti by anyhow
透明感のある髪型や透け感のある髪型ってどんな髪型?
最近ヘアカタログやファッション雑誌のヘア特集等で良く目にするキーワード「透明感」「透け感」ですが・・・美容師としていつも思うのは、このてのキーワードは時間が経つにつれてどんどん曖昧になっていくって事です。多分このキーワードをヘアースタイルの紹介に使い始めた美容室(美容師)があって、それを目にした美容室(美容師)が似た様な別のヘアースタイルの紹介に使い始めてどんどん拡散していくんでしょうが、拡散すればするほどそのキーワードは流行のキーワードとなっていき問題はここからです。途中からはただ流行っているからとりあえず使ってみる美容室(美容師)なんかが出て来るので、本来の狙っていた透け感のイメージなんか無視して使っている事なんか当たり前状態に。
特に今回取り上げた「透明感」「透け感」は様々なイメージを描きやすいので、言い方は悪いかもしれませんがどんなヘアースタイルの紹介にも入れられそうな感じじゃないですか。
なので流行のキーワードは美容師に言っても絶対にお客様が思い描いているイメージは伝わりません。必ず自分がしたいと思ったキーワードの入った画像や切り抜きを持参して美容師に見せましょう。
同様にキーワードだけでなく美容室(美容師)や雑誌が独自に決めたパーマやカラーの名前があります。よくヘアカタや雑誌のヘアー特集なんかでヌーディーウェーブやハニーゴールドなんていう名前を目にしますが、これって美容業会全体の共通語ではありませんので気をつけて下さいね。出来上がったヘアースタイルを見て勝手にイメージで決めたその場限りの名前なんでどこかの美容室で「カラーはハニーゴールドにして下さい。」とか言っても伝わりません。
今回のブログで書きたかったのは、美容師が画像や切り抜きを持って来てほしいというのはこういう事があるから。私の「透明感」「透け感」のイメージとお客様の「透明感」「透け感」のイメージが一緒かどうかを確かめるためなんです。そして一緒の場合はほとんどないという事です。「透明感」「透け感」このキーワードを入れたヘアースタイルなんてネット上では数えきれないほどあると思いますよ。美容師は何となく「透明感」「透け感」のヘアースタイルはこのポイントが共通点としてあるなぁという視点ぐらいでしか見ていませんし、流行れば流行るほど共通点が見つけられない様なヘアースタイルにも「透明感」「透け感」がつく様になってしまいますし。もうみなさんわかりますよね。
言葉ではヘアースタイルはもはや伝わらないんです。
でも安心して下さい。angelotti by anyhowでは、カウンセリングでIPADやヘアカタを使って画像等をお持ちでないお客様にもしっかりと具体的に一緒にへアースタイルを確認してから施術に入りますので美容師とお客様のイメージの食い違いは無い様にスタイリストみんな意識しています。
きちんとなりたいイメージを美容師に伝えるのが失敗しない近道ですね。ちなみに私のイメージする「透明感」「透け感」ヘアーは
こんな感じです。「透明感」「透け感」はカラーにポイントある様に思っています。少し前に流行った外国人みたいなカラーの進化系みたいな。いかがでしょうか?