ヘアースタイル注文の仕方「軽くして下さい」川口 美容室 angelotti by anyhow
ヘアスタイルの注文で美容室で1番多い「髪の量を軽くする」についてです。
いわゆる「髪をすいてください」ってやつですね。
髪の量を減らすというと、ヘアスタイルに段をつける、レイヤーを入れると思いがちなお客様も多いのではないでしょうか?
まずヘアスタイル用語のおさらいです。
ヘアスタイルに段をいれるというのは、レイヤーとグラデーションと2つの方法に大きく分けられます。
レイヤーとは、髪の上側が短く下が長い状態です。
ロングヘアーやセミロングなどの多く使われるカット方法です。
そしてグラデーションとは、レイヤーの逆で髪の上側が長く、下が短く状態で主にショートヘアーやボブに使われるカット方法です。
つまりこれらは、髪を軽くするというよりもカットの仕方なのです。
軽くするや、髪をすくのとは違います。
では、量を減らすとはどういうカット方法かといいますと、例えば、髪が100本ある状態をギザギザやバラバラの長さにカットして同じ長さではない状態を作りだして髪が少なくなったような手触りを
作り出すことを言います。
ちなみに・・・セニングバサミなどは、カットするだけで髪をバラバラにカットしてくれるハサミのことです。
よくヘアスタイルのカタログに載っている説明であるシャギーとは、髪の量を減らしバラバラやギザギザにカットして、髪の毛束が毛先に行くほど髪の量が少なくなり細くなっていく状態を言います。
つまり何が言いたいかと言いますと・・・・髪の量を減らすのは、レイヤーや段を付けなくても出来るということです。
最近お客様からカウンセリングの時に「軽くして下さい」が多く使われます。段を入れると髪を減らすの使い分けをしないとイメージ通りの髪型にならないかもしれませんよ。
もちろんangelottiのスタイリストはちゃんとお客様の「軽くして下さい」を段を入れるのか量を減らすのかをカウンセリングの時にしっかりと聞き出しますので安心して下さいね。